【5分要約】『相手の頭に「絵」が浮かぶように話しなさい』 説明力が確実に上がるちょっとしたコツ

読書感想

会議やプレゼンにとっておきの一冊!ちょっとしたコツであなたの説明力がぐーんと上がります!

今回の本のご紹介

今回は、著者:野口 敏さんの『相手の頭に「絵」が浮かぶように話しなさい』をご紹介いたします。

誰しもこんな経験したことがあるはず。
「自分の説明した内容が相手に全然伝わっていない」
社会人でこの経験をしたことがない人って、いるの?というぐらい経験ありますよね。

📍結局何が言いたかったのかと聞き返される
📍自分でも何を一番伝えたいかわからない
📍頼りになる上司のような説明をしたい

この本はそんな悩みを解消してくれる一冊なんです。
もう説明下手なんて言わせない!
相手に話が伝わるコツを学んでいきましょう!

この本の学びポイント

本書のテーマは「わかりやすく話す力」。

「わかりやすく説明して!」と相手に言われたら、あなたはきっとこう思うはず。
“どうすれば”わかりやすく説明できるかがわからないんだよ!

そこで、今回ご紹介する伝え方のコツはこちら!
タイトル通り相手の頭に絵が浮かぶように話すのです。

相手の話を聞いている時、人は頭の中でその話の内容を映像化しています。
つまり、
・話が伝わる⇒聞き手が話の内容を映像化できる⭕
・話が伝わらない⇒聞き手が話の内容を映像化できない❌

こういう違いが生まれているのです。

わかりやすい例で言うと、テレビタレントさんのトーク。
みなさんもタレントさんの話すエピソードを、頭の中でその光景を思い浮かべながら聞いてますよね。
まさにそのイメージなんです。

今回は、そんな聞き手が楽に映像化できる話し方を軸にして要点を3点ピックアップします。

この本の要点3選

話し方:聞き手が楽に映像化できる話し方

ちゃんと説明しなきゃと思い、つい早口になっていませんか。
聞き手に絵を浮かんでもらうためには、次の4点を意識してみるのです。

・センテンスを短くする
・十分な間を取る
・聞き手に視線を送る
・感情豊かに話す

「絵が浮かぶように話す」とは、「絵を浮かべるゆとりを聞き手にあげなさい」ということ。

そこで、センテンスを短くして間を取る。
これがわかりやすい話し方の第一歩。
たったこれだけで聞き手は映像化をスムーズに進めて、話を理解しやすくなるのです。

あとは相手に視線を送りつつ感情豊かに話すことで自然と聞き手との間に信頼感が育まれます。

【Point】
自分の話し方は上記4点を押さえているか。
しっかりと振り返ってみましょう。

話す内容:本当に伝えたいことを理解する

話し方のポイントを押さえたら、次は伝える内容。
会議や商談といった場面では、あなたが話したい内容を聞き手に伝えなければなりません。
しかし、意外と自分が一番伝えたい内容をわかってないことが多いんです。

自分が伝えたい内容=自分がわかってほしいこと。
こう思った方、実は違うんです🙅
自分が伝えたい内容=聞き手がもっとも知りたいことなんです🙆

今度人前で話すことになったなら、「聞く人は何を知りたいのか」「何が聞き手の利益になるのか」と自問して、事前に話の”メインテーマ”を探してみてください。

話のメインテーマを理解して話すことで、聞き手はくっきりとした映像化を進められ、あなたの話に心を動かされるのです。

【Point】
人はどうしても自分が訴えたいこと、わかってほしいことをメインテーマに据えがち。
しかし、それだと聞く人の心をつかむのは難しい。

話す構成:結論を言う順番を意識する

メインテーマが決まればあとは話の構成です。特に、結論。
あなたは意識してどのタイミングで結論を言うか決めていますか?

ずばり結論を頭に持ってきて話を進めてください。
これは意識されている方もいらっしゃるかと思います。
ではここでもう一つ質問。
「結論」が何かきちんと掴み出せていますか?

これも上述と同様。「相手が何を一番知りたいのか」
これが結論だと意識してみてください。

基本的には、「結論」→「理由」→「具体例」という順序。
このような構成で説明をすれば聞き手は理解しやすくなります。

あなたにとって「説明が上手いなー」という方はいらっしゃいますか?
その人がどういった構成で説明をされているか参考にしてみてください。

【Point】
「相手が知りたい情報を頭に持ってきて話を進める」という習慣をつける。

実生活への応用

会議や商談、プレゼンに報告など。ビジネスシーンでは説明する機会がたくさんあります。
そんなときに、上述のポイントを押さえて話をしてみしょう。
具体例を本書より抜粋いたします。

(結論)
人材育成の決め手は、上司の質問力です。
(理由)
質問を受けると、部下は自ら考え、答えを見つける能力を向上させるからです。会議や商談、プレゼンに報告などビジネスシーンでは説明する機会がたくさんあります。
(具体例)
例えば「この仕事で一番気をつけるべき点は?」というような質問を、的確に投げかけてあげると、部下はやがて自らに問いかけ、自ら答えを見つける力を付けます。

見てみると、特に出だしとなる結論のセンテンスが短いですよね。
そして、「結論」→「理由」→「具体例」という順で展開されています。
また、結論と理由の間など、新しいセンテンスが始まるときには十分な「間」を取るように話すこと。

慣れない内は事前に話すメインテーマを考え、この構成に基づくような説明を試してみてください。
繰り返し意識することで自然と身に付いていきますから。

まとめ

この記事を読まれているということは、きっと「自分は相手に説明をするのが苦手」と思っていることでしょう。
本記事では、「話し方」「話す内容」「話す構成」という順でご紹介いたしました。

ちょっとしたコツを意識するだけであなたの説明力は格段に上がるものなのです。

今回ご紹介した内容を含め、より詳しく知りたい方はぜひこちらの本を読んで実践してみてください。
そしてその成功体験はあなたの確固たる自信に繋がりますよ。

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