あなたの人生が好転するためのヒントは「朝」にあったんです。
今回の本のご紹介
今回は、原著:キム・ユジンさん 翻訳:小笠原 藤子さんの『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』をご紹介いたします。
つい、仕事を優先にしてしまう。
みなさんは自分のやりたいことができていますか?
📍仕事後にやろうと思ったら、残業になってしまった
📍そもそも仕事に疲れて、仕事後にやる気力がない
📍もちろん昼間は仕事だし…
そんなあなたにオススメなのが「朝」。
朝だと誰にも邪魔されず、自分だけの時間を確保できるんです。
この本の学びポイント
本書のテーマは「朝の有効活用」。
著者のキム・ユジンさん。弁護士として働き始めたものの、毎日同じ繰り返しだなと感じていました。
朝は寝ぼけ眼のまま体を引きずるようにして出勤。
夜は疲れきってスマホで意味もなくSNSをチェックしたり、ネットサーフィンをしたり。
そんな生き方を変えたきっかけが朝早くに起きたことだったんです。
一日24時間は、誰にでも平等に与えられています。
その時間をどう使うかは、あなた次第。
生活習慣が変われば、その結果、人生が変わることにつながるのです。
本書はそんな著者の経験談を基に話が進んでいきます。
そのため、非常にわかりやすく読者にも実感しやすい内容となっています。
今回こちらで要約する内容はこの3つ!
1.朝イチの「ひとり時間」とは
2.グローバルリーダーの朝の過ごし方
3.今までと違う朝の過ごし方で少しずつ成長する
これらをピックアップしてに要約していきます。
この本の要点3選
朝イチの「ひとり時間」とは
朝早く起きて仕事に取り組むまでに「ひとり時間」を作るというルーティンを作る。
本書ではこの時間が1日において非常に有効だと記載されています。
実は、早起きの有効性は科学的にも証明されています。
70万人の遺伝子を分析したある研究結果がこちら。
「朝型人間の遺伝子を持つ人は、そうでない人よりうつ病になる危険性が低く、主観的に幸福を強く感じられる」
とは言っても、
・えっ?朝?ギリギリまで寝ていたいよ。
・そんなに早く起きるなんて、ちょっと無理してない?
と思われるかもしれません。
しかし、著者はむしろこの明け方を「休息時間」と称しているのです。
みなさんがリラックスしている休息時間を想像してみたください。
誰にも邪魔されず、あったかいお茶を飲みながら、好きな音楽に耳を傾ける。
この過ごし方が朝イチにばっちり合うんです。
頭の中を空っぽにして、心を鎮めることこそ、真の休息ではないでしょうか。
まずは一度、朝早くに起きて「ひとり時間」を体験してみて下さい。
結構リラックスできるものだなと実感できると思いますよ。
【Point】
明け方に休息することで、日に日に安心感を取り戻せていく。
そして、日常にささやかな余裕を持てるようになっていく。
グローバルリーダーの朝の過ごし方
こちらの著書の冒頭と各章の間に、グローバルリーダーのモーニングルーティンが紹介されています。
・ツイッター共同創業者・元CEO ジャック・ドーシー
・ウォルト・ディズニー・カンパニーCEO ボブ・アイガー
など。
グローバルリーダーたちが朝の「ひとり時間」をいかに有効的に使っているかがわかります。
でも、ひとり時間って具体的に何をすればいいの?と疑問に思ったそんなあなたへ。
正直、何でもいいんです。
あなたがコントロールできる時間なんですから。別に何かすごいことをしなくてもいいんです。
著書では5つ具体的な過ごし方が紹介されているので参考にしてみてください。
①先延ばしにしたことをやる
②体を動かしてみる
③読書する
④趣味を楽しむ
⑤勉強に勤しむ
著者の場合は、定時までに終わらなかった仕事を朝にすると記載されています。
また、グローバルリーダーも明け方に仕事のメールチェックをしていると紹介されています。
他にも、
・軽くウォーキングをする
・朝読書をする
・自分と向き合う時間を作る
大事なのは、何をしたかではなく、明け方に作業するという生活習慣です。
もちろん、無理して早起きをして健康を害したら元も子もないです。
健康に大きな影響を及ぼす要因は、起床時間ではなく、総睡眠時間です。
したがって、明け方に起きるということは、何時に寝るかというのがポイントとなります。
ですので、1日の生活リズムを見直してみてください。
【Point】
朝の「ひとり時間」の過ごし方は何でもいい。
大事なのは朝の「ひとり時間」を作るという生活習慣。
今までと違う朝の過ごし方で少しずつ成長する
グローバルリーダーも活用してる朝の「ひとり時間」。
では、この明け方のひとり時間によって、どのように成長できるのでしょうか。
ヒントは自分と向き合う時間を作れるということです。
あなたは、1日の中で自分と向き合う時間を作れていますか?
誰にも邪魔されず、静かに自分と対話する。
まさにこの時間は朝にうってつけなのです。
具体的なことは、次章の「実生活への応用」に書いていきます。
ただ上述のように自分と向き合う時間を作ることこのようなサイクルが生まれます。
毎日少しずつ自分の欠けている部分に気づく
⏬
その改善に向けて前向きに取り組む
⏬
そういった小さな成功体験を積み重ねることでさらに自信につながる
⏬
この結果、また新しいことに向かうことができる
こうして習慣が変わると、自分が追い求めてきた価値観に変化が生じます。
そうすると、本当に叶えたい新しい夢や目標が自ずと見えてくるのです。
習慣化することで夢や目標を叶えるための根気強さも身についていきますよ。
【Point】
朝の「ひとり時間」は自分と向き合うためのボーナスタイム。
生活習慣を変えることで、自分の本当に叶えたい夢や目標が見え始める。
実生活への応用
5つ具体的な過ごし方を紹介しましたが、まずは自分と向き合う時間を作ることをオススメします。
具体的には、まず紙とペンを用意。
そして、今抱えている悩みや不安を書きなぐってください。
形式なんて必要ないです。自分の思うままに書いて下さい。
朝に考えたことって変な雑念とかがなく、頭の中のモヤモヤがなんだか整理されていくんです。
自分の不安を客観視することで見てくることがあります。
・最近体がなまっているな
・もっと自分の趣味の時間を作りたいな
・仕事ばかりで嫌になるな
そうして、あなたがやりたいことを朝のひとり時間でやっていきましょう。
・最近体がなまっている
→軽くジョギングして朝からサッパリする
・もっと自分の趣味の時間を作りたい
→朝にリラックスしながら趣味を楽しむ
・仕事ばかりで嫌になるな
→解決策がないか、さらにノートに書きながら自分と対話する
このように自分のしたいことを朝から行って、一日をスタートさせるのです。
この習慣を続けることで、少しづつ自分の成長を実感することができるのです。
最後に
私も今となっては、出社時のルーティンとしてひとり時間を作るようにしていますが、よくよく考えたら学生時代も自発的に明け方に起きることを経験していました。
というのも、期末試験とかで勉強する際に英単語が覚えられない!ということがあったのです。
そしてある日、ふとテレビで「朝に勉強するのが効果的」というのを思い出してやってみたんです。
すると、昨日覚えようとした英単語が結構頭に入ってきたのを今でも覚えています。
意外と昔から朝に起きてやってみようとはしていました。
みなさも一度、騙されたと思って明け方習慣を取り入れてみてください。
今回書いた内容以外にも朝なかなか起きれないっていう人へのコツやどういった方が明け方習慣を取り入れることができるか紹介されています。
この本を読んでみたい!と思われましたら、ぜひリンクからチェックしてみてください⏬
<ゆーの勉強部屋-Instagram>
https://www.instagram.com/yuu_studyroom/


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