毎日、頑張りすぎと思っているあなたへ。もっと力も手も抜いていいんです。
今回の本のご紹介
今回は、著者:藤野 智哉さんの『「誰かのため」に生きすぎない』をご紹介いたします。
📍毎日の子育て
📍家族を養うための仕事
📍年を取った親の介護 など
人は支えあう生き物。
しかしながら、誰かを支えることが当たり前になっていませんか?
気づけば自分のことは後回し。
そうして毎日がどっと疲れてしまっている。
そんなあなたに読んでほしい一冊となっています。
この本の学びポイント
本書のテーマは「自分を大切にする生き方」。
家族のために、仕事のために何かと自分が頑張らなきゃと思い、日々を暮らしてませんか?
けど、一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
あなたの人生は誰のためのものか?
「誰かのため」の人生ではなく、「自分のため」の人生を生きることが大切だと。
そんな当たり前なことにはっと気づかされる1冊でした。
今回こちらで要約する内容はこの2つ!
1.もっと「自分のこと」を気にしてあげるべき
2.「セルフラブ」することで、もっと幸せに生きる
この「セルフラブ」という考え方が非常に重要なキーワード。
もっと自分を大切に生きてもいいんだと認識させてくれる内容となっています。
この本の要点2選
もっと「自分のこと」を気にしてあげるべき
しんどいときほど、あせりや不安でゆっくり休めなくなるってことないでしょうか。
📍今休んだら、周りに迷惑をかけてしまう
📍しんどいけど、みんなもしんどいから、がんばらなきゃ
📍ここを乗り越えたら、一皮むけて成長できるんだ!
こんな感じで、「しんどい。けれど頑張ろう」となっていないでしょうか。
がんばりすぎると、いろいろとお疲れのサインが出てきます。
・眠れないし食欲がない
・テレビの内容が入ってこない
・本を読んでも頭に入らない
自分が発するサインに自分がきちんと気づいてあげましょう。
お疲れのサインに気づいて休むことで、自分を大切にしてあげましょう。
「がんばろう」ってときほど、「がんばりすぎじゃないか」って考えてみてください。
また、仕事に限らず今生きるのがしんどいと思う方は、甘え下手かもしれません。
・自分はもっとできるはずなのに…
・がんばれるはずなのに、がんばれなかった…
・こんなミスするなんて…
そんなあなたは、自分自身に期待しすぎていないでしょうか。
そうして、自分に期待しすぎて、自分の首を絞めているなんてことないでしょうか。
安心してください。自分って、思っている以上に完璧ではないです。
そんな完璧じゃないし、たいしたこともない。
失敗もするし、みっともない。
でも、それでいいじゃないですか。
世界は一人でできないことばかりです。
自分は何でもできる人じゃないってこととをちゃんと認めてあげましょう。
そして、「助けて!」「無理!」と言って相手に甘えていいんだということを知ってください。
【Point】
頑張りすぎない。自分に期待しすぎない。
無理しすぎないで、ありのままのあなたでいることが大切である。
「セルフラブ」することで、もっと幸せに生きる
ただ、こう思う方もいらっしゃるかと思います。
・いやいや、自分が頑張らなきゃ誰が〇〇(親や子供、パートナー等)を支えるの?
・今の環境は変えられない。そんなきれいごと書かれても…
自分が頑張らなきゃ、どうしようもない場に置かれている方も多々いらっしゃると思います。
そんな方は、このように考えてほしいのです。
ちょっとだけ「誰かのため」にやっていることを減らしてみる。
そしてのそのぶん「自分のため」の時間を増やしてみる。
「誰かのため」になり過ぎている自分をちょっとだけゆるめてみる。
いきなりすっぽり変えることなんてできないのは承知の上。
ほんの少しでも自分のための時間を作ってみてはいかがでしょうか。
そして、自分自身を褒めましょう。
本書では、何もできない、自慢できない自分を理屈抜きに愛する感覚を「セルフラブ」と呼んでいます。
自分を愛する、自分を許す、自分を認めるというような感覚です。
そうして、自分が、自分自身の一番の応援者になりませんか?
【Point】
他人には「疲れていない?」「無理していない?」と気遣える。
けれども、自分自身のしんどさに目を向けてあげらていない。
そんな人こそ、「セルフラブ」で自分自身を思う存分褒めてあげる。
実生活への応用
誰かのために頑張りすぎているあなたへ。
まずは上述の通り、少しでも自分自身を褒める時間を増やしてみてください。
よく「今日は何もできなかった…」と自分を責める方がいらっしゃいますが、そんなことはないんです。
1日を思い返してみてください。
朝起きて、顔を洗って、着替えて、ご飯を食べ、電車に乗って仕事に行った。
仕事先では愛想笑いしたり、パソコンに向かって作業したり。
もうそれだけできたら、十分すごいことです。自分自身に拍手してください。
日常って、大変なことがたくさんあるのに当たり前にされてしまっていることが多くないですか?
いやいや、当たり前じゃないし、すごいことですよ!
日ごろから、「あれもできない、これでもできない、でもそんな自分でもいい」。
そう思えるようになって、自分を愛してください。
いいじゃないですか。
朝起きた。そして、歯を磨いた。それだけで、ものすごくえらいことですよ!
そうやって、ちゃんと自分を褒めて認めてあげてみてください。
ですので、
「えらい!朝起きて布団をたたんで出社しているなんて、すごい!」
「少し無理してるね。乗り切ったけど無理せず今日はゆったりしよう」
と自分に気遣う時間を作るようにしてみてください。
最後に
最後まで、読んでいただき誠にありがとうございます。
私自身、この本を通じて「セルフラブ」のマインドを意識するようになりました。
そして少しでも自分を大切にできる時間が確実に増えました。
今回書いた内容以外にも人生をもっと楽に生きるためのフレーズがたくさん記載されています。
いろいろと誰かのために頑張りすぎてしまう方にぜひ読んでいただきたい1冊です。
この本を読んでみたい!と思われましたら、ぜひリンクからチェックしてみてください⏬
<ゆーの勉強部屋-Instagram>
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