【5分要約】『書く習慣 ~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』 何を書いたらいいか迷ったときにまず読んでほしい一冊

読書感想

必見!人生なんて、「書く」だけで変わるんです!簡単に始められる”書く習慣”をご紹介いたします。

今回の本のご紹介

今回は、著者:いしかわゆきさんの『書く習慣 ~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』をご紹介いたします。

今の時代、SNSが発達し、Xであったり、Instagramであったりと書く機会が増えたと思います。
そんなみなさんにオススメの一冊!
特に、こうしてブログを書いている私にとっては、大変有意義な一冊でした。

この本の学びポイント

本書のテーマは「書く楽しさを知る」。

さて、ここで質問です。
タイトルに記載されている”人生が変わるような文章力”って何でしょうか。
📍文章の構成力?
📍斬新なネタ?
📍元々備わっている文才?

いろいろ思い浮かぶことがあるかと思います。
しかし、答えはシンプルで「素直に自分がいいと思ったものを書き続ける
たったこれだけのことでいいんです。

例えば、「仕事帰りにコンビニでプリン買おうとしたのに、売り切れだった。最悪!!」
とつぶやいたとします。

これを見た人は、
「仕事帰りってやっぱ甘いもの欲しくなるよね」
「そんなに人気のプリンなの?今度買ってみようかな!」
「プリンおいしいけど、最近太ってきたし、ダイエット始めなきゃな…」

などなど、別に”いいね!”が無くても、見てる方や影響を受ける方は間違いなくいるんです。

今回は、日常生活で書く習慣が無い方から、私のようにブログを書いてるような方まで。
いろいろな方の観点で「書くことへの悩みとその回答」についてまとめていきます。

順番に
1️⃣これから書いてみたい人向け
2️⃣書くのが続かない人向け
3️⃣書いてる内容が誰かの役に立っているか悩んでいる人向け

となっております。
自分がどのタイプなのかと照らし合わせつつ読んでいただければと思います。

「書く」ことへの悩み3選

これから書いてみたい人向け

文章を書いてみたいが、書く行為ができない方へ。
まずは、書く「勇気」を手に入れるのです。
例えば、次のような思いを持っていないでしょうか?

📍自分の書いた内容が、相手に見せられるものか不安である
📍起承転結をうまくまとめられない
📍そもそも自分の文章なんて、書いても意味がないと思う

このような悩みについて、本書では次のように述べられています。
「書くこと」を、もっと自由に考えてほしい。
飾り気のない言葉に「自分らしさ」が滲み出る。

大事なのは自分の思い。
”誰かに見せるもの”と考えると途端にかしこまります。
すると身構えてしまい、綺麗事ばかりが並んだものになりがちです。

そこで、誰にも見せない前提で本音を書く練習をしてみる。
本書ではこの方法がオススメとされています。
文の作法とか気にせず、まずは書くことを始めてみるのです。

【Point】
文の作法は後回し。自分の思いを乗せた文を書いてみる。
あとは最初の一歩を勇気だけ。

書くのが続かない人向け

「”書く”ってもっと自由で、意外と適当でいいんだ!」と認識していただけたかと思います。
それでも以下のような理由で書けない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

📍書きたいけれど、実際に書くという行為が面倒だ
📍文章を書くのに気合いをいれないと書けない
📍そもそも書く時間がない

これらに当てはまる方は「書く習慣」が身に付いてないからだと述べられています。
次に必要なのは書く「習慣」を手に入れること。
いくつか習慣化するための方法がこの本では紹介されています。

例えば、「毎日、記事をひとつ書く」という目標を立てたとします。
始めのうちは毎日できていても、時には残業続きで、もうクタクタ…。
記事を書く気力なんてないよ…って日も出てきます。

そんな時に試していただきたいのが、「5分だけやろう」と自分に唱えることです。
すると、「1文字だけでも、今日あったことを書いてみようかな」と思い、”5分だけ”と書き始める。
そうしていくうちに、10分、20分と経ち、結果書き上げることが可能となります。

ちなみにこちら、心理学では「作業興奮」と呼ばれています。
やる気がなくても作業を始めていくと、次第にやる気が高まっていくものなのです。

要は、やる気を出すためにほんの少しでもやってみる
たったこれだけで習慣化につながるのです。

【Point】
XといったSNSでいいので、継続して書いてみる。
毎日書かなくちゃ!というハードルを下げて、気軽に書いていこう。

書いてる内容が誰かの役に立っているか悩んでいる人向け

文章を書くのが楽しくなってきたら、よりたくさんの人に読んでもらいたいと思うものです。
読んでもらえた充実感は「書く習慣」をさらに定着させるモチベーションになります。

そこで必要となるのは、書く「技術」。
たくさんの方に読んでもらうための技術について、今回は厳選して2つご紹介いたします。

書き手の本音を書くこと

例えば、カップラーメンのレビューをまとめたとしましょう。
商品の説明をまとめただけだと、そのカップラーメンのホームページを見れば済むことなのです。
読んでもらうのに大事なことは、いかに読者が書き手のファンになってもらうか

そのために書かなきゃいけないことは、書き手の「感想」や「本音」なのです。
そうすることで、
「この人の書く解釈、好きだわ!」
「この人、こんなこと考えているんだ」

というように、その文章を通じてファンがつくようになるのです。
「実体験」のある文章は、読者にとって価値のあるものとして捉えられるのです。

更新する時間を決める

毎回同じ時間帯や曜日に投稿すれば、誰かの日常に溶け込める可能性があるのです。

好きなYouTubeチャンネルを思い返してみてください。
毎週○曜日更新、○○時に更新となっていないでしょうか。
誰かにとっての日課になること
そうしていくことで、固定ファンを作るということです。

この他にも、よりたくさんの人に読んでもらえるプロセスについて紹介されています。
ブログやnoteの初心者の方には参考になるものばかりです。

【Point】
書く技術はたくさんある。

効果はすぐには表れないが、継続することで徐々に発揮される。

実生活への応用

上述の通り、それぞれのステップごとの悩みに対すす回答をまとめました。
あなたは今どの段階のステップの悩みを抱えていますか?

1️⃣これから書いてみたい人向け

2️⃣書くのが続かない人向け

3️⃣書いてる内容が誰かの役に立っているか悩んでいる人向け

まずは書いてみる。そして書き続けていくことが大事。
誰にも見られないノートや非公開のブログにも書くのでもOK!
文の体裁なんて気にせず書いてみましょう!

また、書くネタに困った場合。
本書には、『書く習慣 1ヶ月チャレンジ』というのが掲載されています。
毎日指定されたテーマが指定されて、そのテーマに沿って1ヶ月書いていくというものです。

何を書こうかと迷っている方はこちらにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
そうして、書く習慣を身につけていくことができます。

そして、より多くの人に見てもらうための「技術」。
こちらは本書を参考しつつ、自分で試していくしかありません。

この「読書要約」も言ってしまうと、上述のカップラーメンの例と同じ。
別に書こうと思えば誰でもそれっぽく書けるんです。
ポイントとなるは、書き手の「感想」や「本音」。

私の場合は、まさにこの欄。
「実生活の応用」という箇所を設けています。
そうすることで、ただの要約ブログにはしないよう差別化しています。

自分の書く内容は、他の人と何が違うのか。
あなたの書いたものでしか読者が得られない「価値」とは?
そういったものを考えながら書いていきましょう。

最後に

本書は、書くことに対する様々な悩みに対して答えを提示してくれる一冊。
自分の書いた素直な文章が誰かの心情に影響を与える。
書くことってそれでけのパワーを秘めているのです。

あなたの書いてみたいことは何ですか?
ぜひともこの本を通じて、書く楽しさを味わっていただきたいです。
私もこのブログで書く楽しさを満喫している一人ですから!

この本を読んでみたい!と思われましたら、ぜひリンクからチェックしてみてください⏬

<ゆーの勉強部屋-Instagram>
https://www.instagram.com/yuu_studyroom/

 

 



 

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