機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。

読書感想

あなたの人生は、あなたの機嫌次第。89歳のシスターが語る、50万人の悩みを救った心の習慣とは?

今回の本のご紹介

今回は、著者:鈴木 秀子さんの『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』をご紹介いたします。

著者は、50万人の悩みを聴いてきた89歳のシスター
本書には、そんなシスターが語る今日から誰にでもできる、”機嫌よく生きるための小さな習慣・ヒント”が詰まっています。

この本の学びポイント

本書のテーマは「上機嫌で生きること」です。

毎日バタバタしていると、ついイライラしたり、落ち込んだりしてしまうこと、ありませんか?
仕事、人間関係、家族──どれも大事だけど、完璧にこなすのは難しいもの。

でももし、「まずは自分の機嫌をよく保つ」ことが一番大事だとしたら?
そんなシンプルで大切な考え方を教えてくれます。

本記事では、”機嫌よく生きるための小さな習慣・ヒント”を厳選して3項目記載いたします。

この本の要点3選

小さなことを面白がることがご機嫌であるための第一歩

心穏やかにいるためにも常に好奇心を持ち続けてください。
音楽を聞く、絵を描く、読書をする。

何でもいいんです。どんな小さなことでも思わぬ発見があったり、楽しみを与えてくれます。

実は、赤ちゃんが目にするものにすべて触れようとするのは、「知りたい」という本能があるから。
人って生まれたときから様々なことを知りたいと思い、体験することで心が成長していく生き物なのです。

こんな風に楽しむ心を持って日々を重ねていくのです。
今日と明日を楽しい感情で満たし、生きていくことができれば、それはまさに幸せです。

機嫌がいいと、周囲にもいい影響を与えられる

自分の心が穏やかであれば、不思議と周りの人間関係もうまくいくもの。
あなたが機嫌よければ、相手もうれしい気持ちになります。

例えば、誰かと一緒に食事すると楽しいですよね。
楽しく食事をするとなんとなく相手と心が許しあえる関係になった気がしませんか?

大切な人の役に立ちたい。自分には何ができるだろうか…。大丈夫、考え過ぎなくていいんです。
あなたが機嫌よくしていることが、周りへの一番の贈り物となりますから。

イライラが湧き起こったら、まずはその感情に気づく

どんな人間でも、不安になったりイライラしたりするものです。
そんなときに大事なことは、まずはその気持ちに気づくことです。

次に、大きく息を吐き、その場から離れる。そして、場や空気を変え、不機嫌の芽をポイと放り投げる。
こうすることで、気持ちは一気に楽にります。

「自分が悪かったのかな」「こんなにイライラしているなんて嫌だな」などとも思わない。
不機嫌の芽にとらわれすぎないことが大事です。

実生活への応用

今日から、あなたも「小さなご機嫌リセット」を意識して生活に取り入れてみませんか?

  • 通勤電車で好きな音楽を聴く
  • 寝る前にお気に入りの本を読む
  • 家族やペットの写真を眺める

など、小さな工夫で心を整えていきましょう。

また、イライラしそうなときは、まずはその感情に気づいてください。
そして決して、自分を責めないこと。あなたにとって最も大切で心強いパートナーは自分自身です。

自分と仲良くして、心穏やかに暮らしていきましょう。

まとめ

機嫌よくいることは、自分を幸せにするだけでなく、周りにも優しい影響を広げる力を持っています。
それはつまり、「自分の機嫌をとること」が人生を好転させるカギとなるということです。

この他にも、本書では“ご機嫌でいるためのコツ”が全部で37個紹介されています。
気になったところから一つでも試してみたら、ちょっとずつ気持ちが軽くなるはず。

あなたも今日から「ごきげん習慣」、始めてみませんか?
そして、こちらの本を読んでくだったみなさまが毎日を心穏やかに過ごせますように。

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