今の会社に居続けるべきか迷ったとき。実は、転職以外の選択もあるんです。
今回の本のご紹介
今回は、著者:北野 貴大さんの『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢 次決めずに辞めてもうまくいく人生戦略』をご紹介いたします。
毎日のお仕事、本当にお疲れさまです。
そんな毎日のお仕事に頑張っているあなたへ。
ふと、今の会社で働き続けていいのかと考えたことありますか?
📍今の会社に居続けるイメージが湧かない
📍何がやりたいかわからないしこのままでもいいか
📍転職してみた人の声を聞くと羨ましく思う
今の会社に不満はないがなんかモヤモヤする。
かといって、転職するのが正解なのかわからない。
そんなあなに読んでいただきたい一冊。
この本を通じてあなたの仕事観を見つめ直してみませんか?
この本の学びポイント
本書のテーマはタイトル通り「キャリアブレイク」。
まだ日本では馴染みのない言葉かと思います。
しかし海外だとすでに日常的に使われている言葉なのです。
上述のように仕事をするにあたって、
1️⃣このまま今の会社に居続ける
2️⃣転職をする
このどちらかしか選択ができないかと思ってはいませんか?
いえ、実は、
3️⃣キャリアブレイク
という第3の選択肢があることを知ったいただきたいのです。
この選択肢を取ることで、どのようなメリットがあるのか。
そういったことに焦点を当てて要約していきます。
ということで、本記事では、
・キャリアブレイクとは?
・キャリアブレイクによるメリット
・キャリアブレイク後の生活
これらをピックアップしてまとめていきます。
この本の要点3選
キャリアブレイクとは?
キャリアブレイクとは、いわゆる離職、休職など、一時的に雇用から離れる期間のことを言います。
キャリアブレイクの目的は様々です。
・語学留学をしたい
・子供が生まれて家族との時間を優先したい
・心身に支障をきたしたためゆっくりと休みたい
自分がやってみたいことに挑戦したり、今後どういうことをしていきたいのか自問自答する。
キャリアブレイクを選択する人の多くは、一時的に職に就かないことで人生について思案するのです。
無職に抵抗があるという気持ちもわかります。
無職=無価値な時間と捉えられがちですから。
しかしそうではなく、キャリアブレイクとは自分の転機を積極的に作るという選択なのです。
雇用から離れることで、これからの人生について向き合っていくのです。
【Point】
キャリアブレイクの期間を作って、自分の欲望や不安と向き合う。
その先には「納得感を持って働きたい」という思いが込められている。
キャリアブレイクによるメリット
キャリアブレイクという選択をすることで得られるメリットは何でしょうか。
ずばりそれは、普段とは別の環境の中にいることで新しい発見があるということなのです。
○○会社の□□です。このような肩書きのない自分。
どこかに属していたのが当たり前でしたが、キャリアブレイク中はそういった環境に属していません。
所属していた会社の文化や社会の常識。
そういう環境から意図的に離れることで自分の大事な価値観と向き合えることができるのです。
例えば、会社を辞めてすぐに転職活動をした場合、自分のしたいことや関心を無理矢理ひねり出しているケースもあるのです。
そうして転職してみてもなんだかこの会社とは違うかもとまたモヤモヤがまた発生してしまう。
視野が狭くなっているからこそ、自分が心から思い描く興味・関心が自然と出てこないのです。
だからこそのキャリアブレイク。
長い人生ですから、これから本当に自分が取り組んでみたいことを見出だすためにもこそのような期間があってもいいのではないでしょうか。
【Point】
会社に属さない期間を設けるという選択肢もある。
そして、自分が本当にやりたいことを見出だす期間があってもよい。
キャリアブレイク後の生活
本書では、キャリアブレイクという選択を取った後の行動は大きくわけて次の3パターンだと記載されています。
・元の職場に戻る復職
・別の企業への転職
・フリーランスといった独立
著者がキャリアブレイク経験者にインタビューしたところ、意外と復職する人が多かったのです。
転機は転職といった目に見えるものだけではありません。
内面的な転機があり、やっぱりこの職場で働きたいとい高い納得感を持つようになるのです。
復職にも2パターンに分かれます。
それが、
・パーパス(目的)型
・スラッシュ型
パーパス型は、
仕事から離れている間に、改めて現状の仕事を続けることに納得感が整った人
スラッシュ型は、
復職するときに、自分のやりがいのある趣味や活動、小さな仕事を小脇に抱えて戻っていく人
のことをいいます。
スラッシュ型の具体例は、「実生活への応用」に記載いたしますね。
どのパターンを取っても言えるのはその人が納得の行く働き方を選んだということ。
先ほど記載したインタビューでもキャリアブレイクという期間を作って良かったと回答された方が非常に多かったのです。
どうせなら、あなたのやりがいや本当にしたいことをわかった上で仕事に就きたいですよね。
絶対にキャリアブレイクを取るべきだとは言いません。
ただ、そういう選択肢もあるんだと知っておいて損することはないと思うのです。
【Point】
キャリアブレイク後の生活は人それぞれ。
どういう選択をしたとしても、それは本人が非常に納得した上での選択である。
実生活への応用
このまま今の会社に居続けてもいいのか。
そう思ったら読んでみていただきたい一冊。
キャリアブレイクの経験談が多数紹介されておりあなたの進路にもきっと役に立つはず。
例えば、キャリアブレイクの期間中に、昔の趣味だったカメラの楽しさを再発見するパターン。
写真の活動はしながら、納得の行く形で改めて元の会社に復職するという結果になったのです。
これが上述のスラッシュ型。
会社から一度離れてみて、自分のやりたいこと、やってみたいことが見つかった。
ただ、それを職業にするには、心もとない。
一方で、元いた会社では、生きがいとまではいかないが、自分の能力が活かせていることを再認識できた。
そういう方が「職業とやりがい」を軸に、心のバランスを保ちながら復職するのです。
このようなキャリアブレイクによって得られたこと・気付きを得たという体験がたくさん紹介されています。
本書を読みながら、自分のやりがいや心が動くようなことを考えてみませんか?
・でも無職の間のお金はどうしょう
・無職の期間を転職の面接時にマイナスに捉えられないかな?
もちろんそんな心配もありますね。
でも大丈夫!この本ではその点もキャリアブレイク経験者や企業の採用担当者のインタビューもあるのです。
このように本書では当事者の生の声がたくさん紹介されているのです。
本書に記載されている生の声を読みながら、自分はどうしていきたいかじっくり考えてみませんか。
まとめ
今の会社で働き続ける。もしくは転職をする。
その2つの選択肢だけではく自分の本当のやりがいを見出だすためのキャリアブレイクという第3の選択。
離職するときに、目的や方向性を持たずに辞めてもいいんです。
やってみたかった旅行や趣味に時間を費やして休職期間を過ごす。
そうしていくうちに「自分の心が動くこと」「自分が本当にしたいこと」にフォーカスできるようになるんです。
キャリアブレイク期間は心置きなく悩める時間。
前に進んでいくために、時には立ち止まってみるのも大事。
そうしてあなたの進みたい方向をしっかりと決めてもう一度歩んでみませんか?
さらに!!
👇あわせて読みたい
あなたの人生観・仕事観をじっくりと見直してみませんか?
自分自身の人生観や価値観について理解してたいあなたへ。詳しくはこちらの記事をチェック!
【5分要約】『道をひらく』 素直に生きる心得
この本を読んでみたい!と思われましたら、ぜひリンクからチェックしてみてください⏬
<ゆーの勉強部屋-Instagram>
https://www.instagram.com/yuu_studyroom/

コメント