【5分要約】『こうやって、すぐに動ける人になる。』 ビジネスシーンで積極的に動ける人になるためのコツ

読書感想

仕事って本当は楽しいこと。あれこれ悩んでいるのって、結構もったいないことなんです。

今回の本のご紹介

今回は、著者:ゆる麻布さんの『こうやって、すぐに動ける人になる。 気づけば、ラクに成果が出てる「思考のコツ29」』をご紹介いたします。

みなさんが抱えている仕事の悩みはなんですか?

📍仕事のモチベーションが上がらない
📍思いどおりに仕事が進まない
📍上司やクライアントにとやかく言われて腹が立つ

誰しも「仕事なんて、もう嫌だ…」と投げ出したくなる思いをしたことがあるはず。
そんな経験のあるあなたにぜひ読んでほしい一冊です。

この本の学びポイント

本書のテーマは「仕事に関するハードルを下げること」。

おそらく今このブログを読まれているのはサラリーマンの方が多いことでしょう。
上述のような悩みを抱えて仕事でなかなかうまく動けない。
テキパキと動く上司と自分とではいったい何が違うのか、考えたことありませんか?

実はその答えって今記載した通りなんです。
いかにテキパキと動けるか。
あれこれ悩む暇があればとにかく動いてることって重要なのです。

ビジネスシーンって何かと泥臭くやっていくしかない場面の方が多いですよね。
くじけずに前を向いてやっていれば「なんとかなった」ってこと、みなさんも経験したことがあるはず。

では、どうすれば普段からテキパキ動けるのか?
その解説を以下の順に沿ってまとめていきます。
・「サラリーマン思考」と「起業家思考」
・「他責脳」から「自責脳」へ
・ハードルを下げる

この本の要点3選

「サラリーマン思考」と「起業家思考」

ここではまず、キーワードとなる言葉を解説いたします。
それが「サラリーマン思考」と「起業家思考」。

誰しも心のハードルというのがあります。仕事の場面で考えると、
・物事を決定する自信の無さ
→困りごとを相談できない・頼れない
・思う通りに整理できない資料作成
→完璧にやらなければならないという思い込み
・ついリスクを考えて鈍くなる行動力
→失敗への強い恐れ  など

こういった心のハードルがぐーんと上がり切っていると、果敢に挑んでもうまくいかない。
そして、ハードルの高さを目の前にして、文句を垂れる。
挙句の果てに、何もしなくなる。

本書ではこういった思考を「サラリーマン思考」と呼んでいます。

一方で、「起業家思考」を持つ人はレベルに応じてバーの上げ下げは自由だとわかっています
例えば先のほどの例を引用すると、
・物事の決定前に予めその有識者に確認しておく
・80点でいいから資料を作って添削してもらう
・失敗なんて当たり前と果敢に挑んでしまう

ハードルを下げるだけでなく、道具を使ってバーに突っ込んでみる。
もはやバーをなぎ倒しながら走り切ってしまってもいい。
これが「起業家思考」なんです。

比較してみると「サラリーマン思考」と「起業家思考」の違いは一目瞭然。
当然、仕事ができてどんどん動けるようになるには起業家思考に近付くことが大事。

でもどうすれば「起業家思考」を持てるようになるのか。
その方法を本書で学ぶことができるのです。

【Point】
起業家思考を持つことで、あなたはすぐに動ける人になれる。

「他責脳」から「自責脳」へ

サラリーマン思考から抜け出す第一歩は言い訳をしないこと。
上述の通り、サラリーマン思考だと、目の前の現実に文句を垂れ始めます。
ましてや、何もしなくなってしまう恐れも。

そして、言い訳が多くなっていきます。
・資料を提出されたのが遅かったから締め切りに間に合わなかった
・クライアントが全然返答してくれないからプロジェクトの進捗が遅れた
・そもそも市場全体の景気が悪いから営業成績が落ちている

いわば、「他責脳」。
「自分は悪くない。悪いのは〇〇だ」と言い張ります。
ここで、冷静にお尋ねします。
こんな他責思考で言い訳ばかりする人と一緒に仕事をしたいですか?

そしてもう一つ質問。
あなたは普段、誰か、または何かのせいにしていませんか?

頻度は多かれ少なかれ、正直、他責にしてしまうことってありますよね。
まずはこの「他責脳」から脱却し「自責脳」へと転換してみてください。

全てのことに対して、当事者意識を持ち、「自責脳」になる。
たったそれだけのことで仕事が楽しくなるし、仕事の能力は物凄いスピードで向上していくものなのです。

【Point】
他人に文句や愚痴を言う暇があれば、どうしたらうまくいくかを考える。

ハードルを下げてみる

では「他責脳」から「自責脳」への転換するにはどうすればよいのか。
その答えが「ハードルを下げる」なのです。

例えば、人付き合いが苦手。上司とも馬が合わないとします。
この場合、
【サラリーマン思考が抱くハードル】
人生は、怖い人と対峙する「罰ゲーム」

罰ゲームだと考えているから、なかなか人と接するのが億劫になる。
何か質問があっても動けず、聞くことができないのです。まさにハードルが高い状態です。

ここで、起業家思考を思い返してみましょう。
起業家思考はハードルの上げ下げを自由にできるのです。
そして、ハードルを下げることで動きやすくなるというものでした。

では例えば、次のようにハードルを下げてみましょう。
【低くしたハードル】
人生は、ファンを増やす「神ゲーム」

このようにハードルを下げてみるとどうでしょう。
このマインドだと非常に動きやすくなると感じますよね。

自分のファンが多ければ多いほど、仕事も人生もどんどん楽しくなっていく。
さらに、できることもどんどん広がっていく。
ファンに囲まれていると、みんな自分を助けてくれるし、受け入れてくれますからね。

ちなみに、ファンを増やす秘訣はこちら!
そのままの自分で生きること
この内容は先日ご紹介したこちらの記事をご参照ください。
【5分要約】『感情を出したほうが好かれる』 対人関係に関する悩みの意外な原因とは

このように、
・自分が抱いているハードルをどのように下げるのか
・ハードルを下げるためにどのような思考を持つのか
このような学びを本書で得ることができるのです。

【Point】
起業家思考への転換は、楽に動けるための思考のコツを知り、それを実践していくことである。

実生活への応用

「なぜあなたがすんなりと動けないのか」。
まずはその理由を把握してみましょう。

・完璧にやらければならないという思い込み
・人間関係に対する強い不安
・自分自分への過小評価
・失敗への強い恐れ

例えば、本書では上述ような心のハードルが例として挙げられています。
あなたはどれに当てはまりますか?

まずは自分の抱える「心の高いハードル」を把握する。
そして、そのハードルに対し本書で紹介されている「楽に動けるコツ」や「楽に動ける考え方」を知りましょう。

【例】自分自分への過小評価

・周りと比較して自分は会社に貢献できているか
・もっと世の中のためになれる人材になりたい
・自分の力不足を常に感じている

この場合、もっと「自分のために稼ぐ」という意識を持ってほしいのです。
自分が成果を出せば、お客様に喜ばれ、その結果、会社の売上や利益に貢献できる。
まさにいいこと尽くし。
あなたなりの自分のために頑張れることを考えてみませんか。

本書では、
・清潔感を出して笑顔で接することで印象を変える
・読書で学びを得てアウトプットをする
・筋トレをして自己肯定感を上げる

などが挙げられています。
自分のために頑張れることで、世の中のためになることを是非とも意識してみてください。

まとめ

仕事って本当はすごく楽しいこと。
あなたもこの本に書いてあることを徐々に実践していくと実感できるはず。

しかも書いてあることって実はシンプルなものばかりなのです。
・約束を守る
・すぐに手を動かす
・失敗したら素直に謝る

紹介されている思考のコツは29種類。
自分ができそうなものから取り入れていきましょう!

仕事という時間は生きる上で大半の時間を占めています。
だったら、その時間を楽しくすれば、今の人生を楽しくできると思いませんか?
あなたの気持ちと行動次第でワクワクできるような日々を過ごすことができますよ!

この本を読んでみたい!と思われましたら、ぜひリンクからチェックしてみてください⏬

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