【5分要約】『なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか』 職場が「なんかしんどい」と感じる正体

読書感想

気のせいではなかった。ギスギスしているのはあなたの職場だけではないんです。

今回の本のご紹介

今回は、著者:沢渡 あまねさんの『なぜ、日本の職場は世界一ギスギスしているのか』をご紹介いたします。

率直に伺います。
あなたの職場は快適ですか?

📍人手不足で何かと毎日忙しい。
📍誰に必要なものかわからない資料作りが踏襲されている。
📍上司とうまくコミュニケーションが取れなくてしんどい。

ギスギスしているのってうちの会社だけなのかな?と思ったあなた。
実は、日本の職場は「世界一」ギスギスしていると、国際調査で明らかになっています。

本書は、そんな日本の職場に焦点を当てた一冊なのです。

この本の学びポイント

本書のテーマは「日本の職場の問題点」

旧態依然、つまり昔のままの状態から全く変化や進歩がみられない日本の職場。
・今でも残っている年功序列制度
・今でも残っている根性論
・今でも残っている男女格差

そんな環境に、若い社員が入社してきも不満が出るのは当たり前。
上司とのジェネレーションギャップにもうんざりしちゃいますよね。

本書はそんな日本の職場の問題点と解決策を提示してくれる一冊。
ケースごとに職場のギスギスを生む要因を、実例を交えつつ紐解いていきます。

あなたの職場と照らし合わせながらぜひ読んでみてください。
本記事では環境・スキル・制度の3つの側面よりまとめてまいります。

この本の要点3選

今回は以下の3点を中心にまとめてまいります。
1️⃣環境面におけるギスギス
今回は「人手不足」をピックアップして解説。

2️⃣スキル面におけるギスギス
こちらは「根性論」をピックアップして解説。

3️⃣制度面におけるギスギス
こちらは「毎日出社」をピックアップして解説。

環境面:負のループが生む「人手不足」

「人手不足」
このワードはどんな企業でも言えることではないでしょうか。

特に優秀な人ほど、会社を辞めていく
これってあなたの企業にも当てはまりますか?
こうして残された人だけで職場を回すのは不安になるものです。

たとえ能力が低い、昭和のおじさん社員が辞めてもギスギスはします。
なぜなら、そういった社員が任されていた仕事を引き継ぐことになるから。

辞めた社員の業務の整理整頓をする時間もなくとりあえずやっておくことになる。
こうして、「自分はなぜこんな仕事に時間を割いているのか…」と不満が募るです。

ただ人手を増やしたとしても、その古い慣習になれずにギスギスする可能性が。
いかに古い慣習をアップデートできるかがカギとなるのです。

【Point】
人手不足と古い慣習の見直しは密接な関係である。

スキル面:時代遅れの「根性論」

「根性論」
旧態依然の日本の職場の代表格ではないでしょうか。

少しの体調不良でも休みづらい。
土日出勤・残業も当たり前。

かつてはこのような根性論が取り入れられ企業が成長してきました。
求められる人物像はいわゆる体育会系男子。
今なお、日本の企業では体育会系の出身者が好まれる傾向があります。

大きな要因は、結局「長期雇用、年功序列」
長く勤務している人や年少者の意見が絶対。
少しくらいの理不尽にも耐えられる体育会系のマインドがぴったりなのです。

それだけ、企業文化が時代の変化にアップデートできていないのが日本。
成長期の日本ではこういった企業文化でも良かった。
しかし、今はそうでありません。

「今どきこんなやり方についていけない…。」
そう感じて退社する社員も増えてしまうのです。

さらに、新製品の開発やイノベーションを起こすような事業。
こういった、成功が約束されていない、かつ、長期的に取り組む事業。
このような事業では体育会系のやり方は相性が悪いのです。

【Point】
今求められるビジネスシーンに根性論は相性が悪い。

制度面:縛られる「毎日出社」

「毎日出社」
毎日満員電車に乗って通勤する。
日本人は通勤時間に、平均1時間14分を要しているのです。

通勤だけでくったくたです。
満員電車や渋滞に巻き込まれ、業務開始時にモチベーションが低下なんてことも。

本書では、2021年に発売された著書となります。
そのためすぐにでもテレワークを実施しようと述べられています。

しかし現在はすでに、アフターコロナの時代。
2025年7月の記事を見ると、オフィス勤務へと戻す企業が増加しているのです。
理由としては、テレワークはコミュニケーションが取りづらいから。

こうなると困るのが例えば、育児期に離職した女性正社員。
毎日出社するという条件のせいで、活躍の場が与えられないのです。
本書では、育児期に離職した女性正社員の約6割は出産後も働き続けたいと思っていたと明かされています。

今は、父親が働き、母親が専業主婦で生計が成り立つ時代ではありません。
企業側は、もう少し社員一人ひとりが働きやすい環境づくり・工夫が必要ではないでしょうか。

【Point】
テレワークや時短勤務と言った柔軟な勤務形態を取り入れるべき。

実生活への応用

従業員目線で考えた場合。
ギスギスした職場を変えることって難しいと思うのです。
どちらかというと経営側で考えてもらうこと。
会社員はその指示に従うしかありません。

それに上述の通り、今でも年功序列や根性論が残っている日本。
部下からの意見に聞く耳を持ちません。
ましてや、もうそろそろ退職するんだから余計なことしないでくれよと思う社員さえいるかも。

結局のところ、ギスギスしているのってこういうことだと思います。
古い慣習が蔓延り、かつ、誰も余裕がない状態である。
いわば日本の職場環境が「時代遅れ」なのです。

では我々個人でできることはないのでしょうか?
いえいえ、いくつか改善点はあげられると思います。

例えば、古くから継承されている謎の資料作成。
この作業は「今」本当に必要なものなのか?
ムダな仕事が無いのかをきちんと整理整頓する。
良いやり方へ改善を図ることができます。

他にも、「そんな話、聞いてないよ。」
社員間、部門間での連携が取れていない場合。
今ではチャット等があるので大事な連絡はそこで連絡する。
連絡事項は一斉共有、一元管理が基本だと認識するのです。

ただし、提案するときも一つ気を付けた方がいいかもしれません。
提案先となる相手には予め少しだけ提案内容を話しておく。
できれば協力してもらえるよう、先に手を打っておくのです。

間違っても「この慣習無駄じゃないですか?!」と、正論をいきなり言ってしまわないこと。
敵とみなされて改善案が没収されてしまうことも容易に考えられます。

いきなり全部は変えられません。
少しでもギスギスが減るようなところがないか、そして改善策が無いかと考えながら取り組む。
それだけでも、あなたの業務に対する姿勢が変わっていくものです。

まとめ

ギスギスしながら仕事をする。
効率も悪くなりますし、やりがいやモチベーションも低下しています。

1日に費やす時間の大半が仕事のため、それだけ心が疲れやすくもなります。
誰もがギスギスしながらメンタルがしんどくなっていくなんて嫌ですよね。

しかし我慢しているだけではだめ🙅
今あなたの職場に本当に必要なものが何か選定する。
少しずつでも着実に誰もが気持ちよく仕事ができる環境に整えていきましょう。

さらに!!
👇あわせて読みたい
もうこんな職場じゃやってられない!
でもいきなり転職すると決めてもいいか不安な方はこちらの記事をチェック!
【5分要約】『仕事のモヤモヤに効くキャリアブレイクという選択肢 次決めずに辞めてもうまくいく人生戦略』 キャリアブレイクという第3の選択肢の解説

この本を読んでみたい!と思われましたら、ぜひリンクからタップ・クリックしてみてください⏬

<ゆーの勉強部屋-Instagram>
https://www.instagram.com/yuu_studyroom/

コメント