職場でなんだか孤立しているかも…。そのモヤモヤの原因、実はあなたの話し方にあるのかもしれません。
今回の本のご紹介
今回は、著者:大野萌子さんの『いつも感じがいい人はこんなふうに話している』をご紹介いたします。
職場でうまく溶け込めていない方はこんなお悩みをお持ちでないでしょうか。
📍職場の同僚や友人の輪になかなか溶け込めないでいる
📍仕事で相手を怒らせてしまったようだが理由に心当たりがない
📍職場の人となかなか距離が縮まらない
正直なところ、何も悪気が無かった。
なのに、相手の機嫌を損なわせてしまった。
こんな経験、あなたにもないでしょうか?
そんなトラブルを回避する、または自分自身を見直すことができるのがこの一冊。
いつも感じがいいなーと思う人と自分の違いっていったいどこにあるか、この本を通じて学んでみませんか?
この本の学びポイント
本書のテーマは「いつも感じがいい人の話し方」。
あなたの身の回りにも「この人は誰にも感じよく接しているよなー」っていう方、いますよね。
感じがいいと、それだけでその人の周りに人が集まりやすくなります。
まさに、「感じがいい」は一生の武器となるのです。
そんな是非とも目指したい、感じがいい人の話し方。
実はほんのちょっとした意識・言い方を変えることで習得することができちゃうんです。
ただ、「言い方」と言っても様々な視点があります。
例えば、ハラスメントを避けるような言い方も本書では記載されています。
でも本ブログは、内向的な性格の方に向けたブログとなります。
そこで、本記事ではそんな内向的な性格の方が言いがちな「言い方」をピックアップしてまとめてまいります。
さらにどのようにいいかえれば、感じがいい人に見られるのか。
そちも併せてご紹介いたします。
この本のピックアップ3選
今回は以下の3点を中心にまとめてまいります。
1️⃣いつも感じがいい人の特徴
いつも感じがいい人の特徴を解説。
2️⃣「でも」から始めると印象が悪くなる
「でも~」から話すことでなぜ印象が悪くなるか解説。
3️⃣実は「八方美人」って印象が悪い
なぜ「八方美人」が印象が悪くなるか解説。
いつも感じがいい人の特徴
あなたにとって、いつも感じがいい人ってどのような特徴がありますか?
著者は、感じのいい人とは「心理的安全性が保たれている人」だと述べられています。
相手を否定せず、偉ぶらず、プレッシャーを与えない人とも言えます。
もっと簡単に言えば、「この人とは話しやすい」と思われるようになるのです。
そのためにも相手が話した内容を否定もジャッジもしない。
感じがいい人はこれを自然と実施しています。
言うなれば、これが感じがよくなる技術なのです。
そして感じのいい人の大事な条件があります。
それが、
人に対してではなく自分に対しても感じがいいことです。
つまり、「自分に正直でいる」ということです。
どんなに人当たりが良くても、自分が無理をしていれば、最終的に不幸になります。
言わば、それは偽りの姿なのです。
自分のことも相手のことも否定せず、ニュートラルな状態でいられて、かつ互いの意思疎通がスムーズにできる人が、本当の意味での「感じがいい人」なのです。
【Point】
意識すべきは、相手の心理的安全性を脅かす表現をしないこと。
「でも」から始めると印象が悪くなる
それでは具体的に印象が悪くなるな話し方を挙げてみます。
例えば、こんな場面。
同僚「今日はだいぶ仕事が進んだね。」
自分「でも、あともう少し頑張らないと。」
このように会話の始めを「でも」から始めてしまう。
「でも」が口癖になっていると、何気ないやり取りでも相手に否定的な印象を与えがちです。
中には相手にマウントを取りたいから「でも」と言う言葉で言い返す方もいるでしょう。
しかし、一方でこういった思いを持っている方もいらっしゃいます。
意見を言いたいけれど真正面からぶつかるのが怖い。
そんな気弱さが、「でも」と自然に言わせてしまっているのです。
とは言え、気弱さや遠慮のつもりでも、実際は相手を否定しまっているのが現実です。
そう考えたら、「でも」が口癖の人は感じが悪いわけです。
【Point】
たとえ、自信がなくて「でも~」が口癖だと相手を不安な気持ちにさせる。
実は「八方美人」って印象が悪い
八方美人という言葉を聞いてあなたはどんな印象を持ちますか?
誰に対しても、笑顔を向け接している感じのいい人という印象を思い浮かべるかと思います。
でも実は、誰にでもいい顔をする「八方美人」ほど要注意。
本書では、そういった「八方美人」ほど感じの悪い人の特徴として挙げられているのです。
なぜ、「八方美人」が感じが悪いと思われやすくなるのか。
八方美人になってしまう人は、NOを伝えることを怖がっているからなのです。
ついつい全員に好かれようとして断ることができなくなっているのです。
NOと伝えてることをなぜ怖がっているのか。
その理由は、NO=「拒否」、「拒絶」と言うような感覚を抱いているからです。
特に日本人は、「波風を立てない」、「和を乱さない」という風習があります。
そのために、NOを言うことで、
・相手を否定していると取られるのではいか
・相手を傷つけるのではないか
このように考えてしまい、「NO」と言えなくなる傾向があるのです。
そうして、良かれと思ってどんなことでもYESと受け入れてしまう結果、最終的に「感じが悪い人」認定につながってしまうのです。
【Point】
一見、八方美人はいい感じのように見られるが実は感じが悪い人になる恐れがある。
実生活の応用
・つい「でも~」と言ってしまう。
・相手の頼みごとにNOと言えない。
内向的な性格の方だと、このような状況に陥りがちではないでしょうか。
上述の心理的安全性が保たれているとはこういうこと。
先ほどの例もこのように変えてみましょう。
では、どのような話し方をすれば、感じのいい人になれるのでしょうか。
つい「でも~」と言ってしまう。
改善ポイントは、まず相手の話を受け止めてから自分の意見を伝えることです。
「そうなんだね」
「なるほど、私が感じたのは~」
など、一言、ポジティブなクッション言葉を置くだけで、安心できる会話になります。
では、先ほどの会話に当てはめてみましょう。
同僚「今日はだいぶ仕事が進んだね。」
自分「そうですね、だいぶ進みましたね。この調子であと少し進めちゃいましょう。」
相手の言ったことを繰り返して肯定する+前向きな言い方をすることで、印象が変わります。
あるいは、
同僚「今日はだいぶ仕事が進んだね。」
自分「確かにだいぶ進みましたね。ゴールまでまだ少しありますが、この調子ならすぐに終わりそうですね。」
このように肯定、否定、肯定の順番で、「肯定サンドイッチ」を作ることで一気に印象が変わります。
ぜひ意識して、試してみていただきたいです。
相手の頼みごとにNOと言えない
まず意識していただきたいのが、NOを伝えるということは、「拒否」や「拒絶」ではありません。
自分の意見を伝えるということ自体は、決して感じが悪いことではありません。
その点を意識をしたうえで、このような言い方を試していただきたいです。
それが、感情+理由+代替案の3点セットです。
では、具体的な会話を見てみましょう。
例えば、飲み会に誘われたとします。
上司「○○さん、今週金曜日の定時後に飲みに行かない?」
自分「申し訳ありません。お誘いいただいて嬉しいのですが、その日は家族と外食する予約を入れていまして参加できません。また別の日に誘っていただければ問題ないです。」
詳しく分解してみてみると、
感情→お誘いいただいて嬉しい
理由→その日は家族と外食する予約を入れている
代替案→別の日に誘っていただければ問題ない
というのがわかります。
自分の感情をオープンにして、敵意が無いことを示して、相手に安心してもらう。
代替案を示すことも「あなたの誘いが嫌なわけではない」ということを、相手に理解してもらうために有効なのです。
本と照らし合わせた実生活のリアル
本書を読んでまず思ったことは、
感じがいい人とは、自分にも正直でやさしい人であるということです。
僕も本書を読む前は、感じがいい人とは、どんな方にも笑顔で接している方だと思っていました。
けれども、自分にやさしくないと、それこそそれは八方美人。
本音で話せていないと、笑顔の裏顔にはずっと我慢している姿があるのです。
そうして我慢し続けた結果、心の病に罹ってしまう恐れもある。
自分にやさしくするというのは、それほど意識すべきことなのだと思います。
ですから、意識すべきは話し方+自分に対する接し方。
いつも感じがいい人って、内側からいい人が醸し出されているのかもしれません。
なお、僕自身も妻のケアをし始めた当初は妻に安心感を与えることができていなかったと思います。
本書でも紹介されているのですが、「~してあげる」という言葉。
この言葉を日常で使っていて、おそらく妻からすればずっと不快感を抱いていたと思います。
その時の様子やこの口癖をなおすきっかけについてはnoteに綴っています。
【今振り返ると、一番苦労したのは見返りを求めていたことだったかもしれない】
https://note.com/yuu_dialy/n/n4d5c2d6d5a5d
思い返すと、この経験を通じて、自分自身の内側についても徐々に改善されるきっかけになったのではないかと推察しています。
まとめ
今回は内向的な性格な方に向けて、記事をまとめました。
一方で、この本には他にも、
・ハラスメントを避けるための言い方
・無意識に上から目線と捉えられてしまう言い方
・感じがいい人が普段からやっていること
など、感じが悪い人と思われるNGポイントや感じがいい人の普段の行動などがまとめられています。
でも大事なポイントは今回解説した内容と変わりません。
それは、「この人とは話しやすい」と思われるようになる。
そのためにも自分のことも相手のことも否定しない。
ニュートラルな状態でいて、お互いの意思疎通をスムーズに行うことが大切なのです。
ほんのちょっとした意識や話し方を変えるだけ。
それだけで、あなたの印象はぐっと変わります。
人間関係に消耗することなく、あなたと接することで周りをハッピーにさせられる。
本書を通じで、自分にも周りにもやさしい人になれることを願っています。
さらに!!
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自分にも人にもやさしくできる生き方のヒントが書かれた一冊。
理不尽なことを言われてもきちんと意見を言える人になりたい方、必見です。
【5分要約】『やさしいままで強くなる』 自分にも人にもやさしくできる生き方
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