もう頑張れない、そんな風に感じているあなたに読んでいただきたい一冊です。
今回の本のご紹介
今回は、著者:平光源さんの『頑張れないんじゃなくて、頑張りすぎただけ』をご紹介いたします。
もう心が疲れ切ってしまった。
そんなしんどい思いをしていませんか?
📍職場の人の顔色を常にうかがっている
📍介護のケアに疲れてしまっている
📍何かといい人を演じてしまっている
誰かのために頑張っているあなたへ。
あなたは本当にすごいです。本当に優しいです。
ここまでやってきたこと自体、簡単なことじゃなかったと思います。
でも、もう頑張れない、もう疲れ果ててしまった…。
そんなあなたにぜひ読んでほしい一冊です。
この本の学びポイント
本書のテーマは「頑張りすぎたあなたの心を少しでも軽くするための考え方」
本当にタイトル通りです。
「もう頑張れない」と心が疲れ切ってしまったあなた。
本当は、これまでを頑張りすぎたんです。
もう頑張れなくて、こんな自分が情けないと思っているあなた。
大丈夫です。頑張れなくて当たり前なんですから。
著者の平光源さんは、精神科医。
著者自身も学生時代の医学部受験に失敗したことがきっかけでうつ病を発症。
そのうつ病から回復した経験を踏まえて、約25年精神科医として患者さんの心のケアに努められました。
そんな著者から贈られるメッセージがこの本に収録されています。
今まさに、誰かのために頑張りすぎて、心がどうしようもなく苦しんでいる方に、少しでも心が軽くなるような一冊になっています。
本記事では私が特に心に刺さった箇所を3つピックアップしてご紹介いたします。
この本のピックアップ3選
今回は以下の3点を中心にまとめてまいります。
1️⃣その憂鬱さはあなたの頭が放つSOS
不安になる憂鬱さが実は正常な体の反応であることを解説。
2️⃣自分を好きになることの大切さ
「自分のことを大切にする」ことの意味を解説。
3️⃣自分に合わないことは当たり前にある
自分には合わないことがあって当たり前という考え方を解説。
その憂鬱さはあなたの頭が放つSOS
体はピンチな時にSOSをきっちりと出しています。
例えば、アレルギー。
目がかゆくなったり、鼻水が詰まったりと体が反応します。
風邪だってそうですよね。
熱が出たり、のどの調子が悪くなったりします。
そして、その症状を診てもらいに病院へ行きますよね。
精神科医に来られる患者さんも同じく、体からSOSが放たれています。
「もう頑張れない」
憂鬱でやる気が無く、全く自信を無くしてしまっている。
これは頭のやる気物質の分泌を抑えるという体の防衛反応なのです。
ですからこの体の声に耳を澄ましてほしいのです。
頑張っている体を大切にいたわってあげてください。
また本書で、うつ病について次のように表現されていました。
うつは心の骨折のようなもの。
体の骨折って、
<安静期>
ギプスで患部を強固に固定し、骨の再結合を最優先する
<リハビリ期>
ストレッチや、軽い筋力トレーニングを開始し、徐々に負荷をかける
といった回復段階に分けて治療をします。
うつ病も同じです。
<安静期>
なるべく頭や心を動かさないで、徹底的に休養と睡眠、栄養を取る
<リハビリ期>
弱った心を、散歩や読書などで徐々に回復させる
時折、うつ病療養中、何もしていないことに自己否定しまう方もいらっしゃいます。
ですが、安静にするというのも立派な治療なんだと認識していただきたいです。
【Point】
「頑張れない」は、体があなたに伝えるSOSであり、素晴らしい能力。
自分を好きになることの大切さ
「自分のことを大切にしてください。」
言うのは簡単なこと。でもそれを実践するのが難しいです。
頑張っている体を大切にいたわる。
これも、もう少し大きく捉えると「自分のことを大切にする」ということですよね。
自分に自信が持てない。
自分には生きている価値が無い。
だから、自分のことを大切にできない。
そう思ってしまう理由は様々あるかと思います。
例えば、自己肯定感が高い人に見られるケース。
自分を磨き、自分を高めていく。
一見悪くないことと思われますが、
これって、何か頑張って結果を出したら自分には価値があるという考えなのです。
言い換えると、何かの条件を満たせないと自分を好きになれないということなんです。
そしてこれらの条件は他人からの期待や求められる役割から派生するもの。
こういった条件を果たすことができなければ生きている価値が無いと思ってしまうのです。
でも、そんな条件は勝手に自分で課したこと。
本当は、今の自分で十分素晴らしい。
何かを得ることで価値を見出すのではなく、ありのままの自分を認めてあげることが大事なんです。
何もできなくてもいい。そんなありのままの自分を好きになる。
これが、本当に「自分のことを大切にする」ということなのです。
【Point】
何かをしなくては、自分を好きになれないような自己肯定感はなくていい。
自分に合わないことは当たり前にある
会社での居心地が悪く、自分の思いを溜め込みながら仕事をしている。
「あー、この会社が良くないな。」
「上手く仕事できない自分が悪いんだ。」
このように考えてしまいがちですが、どちらが良い・悪いという話なのでしょうか。
ただ、自分と会社が合っていないと考えてみるのはどうでしょうか。
もしくはその自分とその部署が合っていないというのも考えられます。
・部署異動を考えてみる
・今の場所で、認めてもらうよう努力してみる
・別の会社で働くことも考えてみる
どんな選択をしても正解だと思います。
大切なのは自分の選んだ正解を楽しんで進んでほしいのです。
自分と合わないのは、人間関係だって同じです。
あなたのことを好きな人もいれば、嫌いだと思う人もいる。
何で自分のことを嫌うのだろうかと考えてしまうかもしれません。
でもあなた自身も嫌いな人っていますよね。
だから、自分と合わないことがあるのは当たり前なのです。
自分は自分、人は人。
それぐらい割り切った考え方を持てると良いかもしれません。
どんな人とも分かり合える必要なんてないんです。
SNSだってそうじゃないですか。
自分の正義を振りかざして、攻撃しあっている様子。
そんな戦、やめましょうよ。
腹を立てて加害者になることも、被害者になって傷つくことも。
この多様な社会。
自分と合うコミュニティがきっとあるはずです。
周りの人にわかってもらえるよう努力する必要もないんです。
分かり合える者同士でコミュニティをつくって生活を送る。
そうすることで、そこであなたは誰も真似できない唯一無二の存在になれるのです。
【Point】
何が正しい、何が正しくないではなく、「みんな正しい」。
そう思って、好きなことをする。
本と照らし合わせた実生活のリアル
「頑張れないんじゃなくて、頑張りすぎただけ」
本のタイトルが心に刺さった私。
その理由は、日頃の妻のサポートにありました。
私の妻は躁うつ病を患っています。
・一日中、ずっと寝ている
・家事は苦手
・メンタルが不安定
妻のサポートを優先にし、自分を後回しにする日々。
もちろん毎日の仕事もしなければなりません。
そんな日々を数年間、過ごしてきました。
その結果、私のやる気やメンタルが削がれ、完全に心が疲れ果ててしまいました。
ずっとSOSは出ていました。
何も考える気力が湧かないし、食欲もない。
ただただ満身創痍の日々。
本書のタイトル通り、頑張りすぎていました。
現在は休職中。自分の心の回復に努めています。
確かに今は何もできない日だってあります。
「でも、そんな日があってもいいじゃないか。
そんな自分でもいいじゃないか。」
と、こんな自分を認めてあげるようにしています。
ありのままの自分を好きで受け止める大切さを実感しています。
そんな体からSOSが出ていた日々のリアルをこちらのnoteにまとめています。
正直、この頃の自分はかなり限界に近かったと思います。
そのとき、何を感じていたのか。どんな日々を過ごしていたのか。
そのリアルを、noteにそのまま残しています。
ブログでは書ききれない部分も含めて綴っていますので、もし気になる方は読んでみてください。
今思えば、本当に頑張りすぎていました。
そして当時、自分を大事にすることがいかに難しかったか、そういった内容となっています。
【妻の現在 私の現在】
https://note.com/yuu_dialy/n/n8acee8abcaa8?sub_rt=share_pw
ただ、休職を機に考え方を変えました。
まずは体のSOSを無視しないこと。
しんどい時は自分もただ寝るだけの日を作っています。
それだけ、自分をいたわって、自分を大切にしています。
頑張りすぎた結果、こうなります。
あなたももし、頑張りすぎていると思ったら、一度立ち止まってみてください。
そして、「何もしなくてもいいよ」という許可を自分にしてあげてください。
大切なのは、
ほんのちょっとでも自分の時間を作り、何もしない時間を味わうこと
私はそう考えています。
まとめ
本書は疲れ果てた心を少しでも軽くしてくれるヒントが綴られているエッセイ。
残念ながらこの本を読んで、現状を打破できるような術は書かれていません。
でも頑張りすぎたあなたへ、お守りになるような言葉がたくさん詰まっています。
その言葉を見つけた時には思わず涙を流すこともあると思います。
それだけ、頑張ってこられたのです。
疲れ果てたことのある、私だから言えます。
波がありながらも前に進むことはできます。
今抱えている苦労は必ず乗り越えられるようになっています。
だから、「ただ生きる。」それだけを頑張ってください。
さらに!!
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