【5分要約】『感情供養 自分の中で完結できる静かなはじまりの儀式』 人生がうまくいかない根本的な原因とは?

読書感想

何をやっても同じ問題に直面してしまう。その原因、あなたの心にあったんです。

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今回の本のご紹介

今回は、著者:小池浩さんの『感情供養 自分の中で完結できる静かなはじまりの儀式』をご紹介いたします。

何をやっても自分の人生が全然変わらないってこと感じませんか?

📍異動や転職をしても上司が厳くて、いつもびくびくする
📍恋人ができるたびに、相手が自主的に動いてくれない
📍いつも自分の本音が言えず相手に振り回される

変わりたいと思って行動しても変わらない。
どうしてこんなことが起きてしまうんでしょうか。

実は根本的に解決しなければならない問題があなたの心に潜んでいるからなのです。
そんなあなたの心の問題と向き合える一冊となります。

この本の学びポイント

本書のテーマはタイトル通り「感情供養」

上述のように、同じ問題にいつも悩まされている。
変わろうと行動しているが、嫌なことの繰り返しでうんざりしてしまう。

まだまだ努力不足なのかと思っているかもしれません。
でも、この原因。
それは、ずばりあなたの心の問題にあったのです。

その心の問題は幼少期にまで遡ります。
職場の問題や恋人の問題より先に、解決しなければならない問題が残っている。
この問題を解決しない限り、先に進むことができないのです。

では幼少期のころから抱いていた問題とは何か?
そして、その解決方法とは?

本記事ではをそういった点をピックアップしてご紹介いたします。

この本のピックアップ2選

今回は以下の2点を中心にまとめてまいります。
1️⃣心の未解決問題とは
幼少期に抱いた心の未解決問題を解説。

2️⃣未完了の感情が問題を再現させている
未完了の感情をなぜ供養しないといけないかを解説。

心の未可決問題

幼少期の心の未解決問題。
例えば、こんな感じです。
・親に褒めてもらえずずっとガマンを強いられた
・親の顔色を伺って、本音を言わないようにした
・親が険悪で少しでも場が和らぐよう、おどけた

こういった対応が大人になった今でも心に残ったままなのです。
これを本書では、幼少期から積み重なった「未完了の感情」と呼んでいます。

ガマンしたり、本音を言わなかったり。
それは子供の頃、自分の心身を守るための防衛策でした。
この防衛策が頭に、そして心に刻まれて今に至るのです。

無邪気だった赤ちゃんの時を経て、幼少期にと突入する。
無邪気に「お母さん、見てみて!」と絵を見てもらおうとした。
でも、「あとでね。」だったり、「弟の方が上手だね。」と言われてしまった。

そんな小さな経験が積み重なり、「見てみて!」と言えなくなる。
自分を下げたり、言いたいことをガマンしたりするのです。
そうすることで、自分が親から傷つかないようにする術を学ぶのです。

【Point】
ガマンして、無かったことになってしまった感情が、未完了の感情として今も心に留まっている。

未完了の感情が問題を再現させている

幼少期に培ってきた心の防衛策。
それがいつしか自分の中の唯一の正解になっていくのです。

「相手から否定されないように、自分がガマンしなくちゃ。」
これが体に染みついてしまっているのです。
何せ、幼少期をそうして生き延びてきたわけですから。
言わば、生き延びてきた成功体験なのです。

でもこれは「自分が生まれた環境」での成功体験。
世間とは異なります。
あたかもこの成功体験を世間の常識と思ってしまう。
そんな認識のずれが起きてしまっているのです。

ですから、まずはこの認識の原因となる未完了の感情を解消しなくてはならないのです。
なぜなら、今見えている世界というのは、いつも心の内側が映し出されたものだから。

未完了の感情を解消しない限り、幼少期の成功体験を抱いたまま他の人と接する。
そして、幼少期から学んだ対応をしてしまうのです。
こうして、自ら同じ問題をずっと再現してしまうこととなるのです。

【Point】
まだ終わっていない「未完了の感情」が人生のブレーキを踏み続けている。

実生活の応用

幼少期にガマンして、無かったこととなった未完了の感情。
本書は、タイトル通りその感情を供養する方法が記載されています。

本当は誰かに寄り添ってもらいたかった感情。
でもその人が今はもういないケースだってあります。
ですから、あなた自身があなたに寄り添ってあげてほしいのです。
人は、自分で自分を癒すことができますから。

本書では、具体的に4つの方法が記載されています。
本記事ではそのうちの1つをご紹介いたします。

こちらは、日常的な感情に対して感情を供養する方法です。
言ってしまえば、その方法はいわゆる「メタ認知」。
簡単に言うと、自分を俯瞰的に見る方法となります。

例えば、悲しい気持ちになったら、自分が自分に寄り添ってあげるのです。
「今、悲しいんだね。どうして悲しくなったの?」

声に出せるなら悲しい理由を声に出してもいいです。
また、誰にも見られたくなかったら紙に書いて思いの丈を書くのも一つの方法です。
気が済んだらポイっと捨てちゃいましょう。

大事なのは、出てきた感情をその瞬間に分かってあげること
その感情が湧いたときに蓋をしないことが大事なのです。
そうすれば、その瞬間に感情は成仏していきます。

幼少期の頃、あなたに寄り添ってくれる人がいなかったために感情が「未完了」になってしまった。
今は上述の通り、あなた自身があなたに寄り添ってあげられる
こうして、日常的な感情に対して感情を供養することができるのです。

なお、一番効果的な未完了の感情の供養には複雑なワークが必要となります。
あなたが初めて抱いた未完了の感情を思い返すことから始まります。

こちらについては、実際に本書を読んでいただき、ぜひとも試していただきたたいです。

本と照らし合わせた実生活のリアル

躁うつ病を患っている私の妻。
数年かけて徐々に調子は良くなってきています。
そんな妻からよく言われることがあります。

もっと本音で話してほしい。

しかしながら、本音で話せないのはこれまでの妻へのケアの積み重ねによるものでした。
病気が今よりも深刻していた時は僕の回答次第で調子を崩すことが多々ありました。
世間一般から見れば間違っていても、妻の思うことが僕たちの間では絶対的な正解の時期がありました。

結果、僕の本心とは裏腹に、「うん、その方がいいね」と妻に同調していました。
いわば、相手の顔色を常に伺っていました。

当時のしんどさ、つらさについてはこちらのnoteに書き綴っております。
少し本題と脱線するため、気になる方はこちらのnoteをご覧ください。
【改めて壮絶だった過去の支え】
https://note.com/yuu_dialy/n/n5b83bafa082c?sub_rt=share_sb

そんな経験があって、今になって本音で話してほしいと言われてもなかなか難しいのですが…。
なかなか自分にとって大きな問題です。
ただ、今回この本をご紹介した理由はまさに本書内で記載されている通りだったからです。

僕の抱える問題は、未完了の感情に匹敵しているのです。

僕の母は過保護、過干渉でした。
母の言うことが正解な日々でした。

子供の頃、母が「新しい靴どれがいい?好きなのを買ってもいいよ」と言ったことがあります。
悩んだ挙句、僕が「これがいい!」と母に見せました。
母の返事は「えー、そんなんがいいの?」でした。

好きなものを選んでいいと言っていたにも関わらず、母の好みじゃなければ否定から入る。

この母の姿勢が大嫌いでした。

でも、この家庭に生まれてきた。
だから、母親の顔色を常に伺いながら生きてきました。

中学の時、自分の入りたかった部活も否定された。
高校の時、もう否定されるのが嫌で部活に入ることがいやになった。
大学の時、興味のない教職の資格を取りなさいと言われ、それに従った。
社会人の時、実家から離れる時に思いっきり泣かれた。

こんな過保護・過干渉の経験をしてきて、深く心に刻まれました。
本音を言わない、ガマンすることが大事だって。

今は物理的に親と離れて、安堵な生活を送っています。
しかし、根本的な問題は解決していないまま。
いつしか母にはプライベートなことを話さないようにしました。
今の妻とお付き合いしたのも1年経ってから話したぐらいです。

今、妻から要求されている問題の根本原因はこの未完了の感情が心に残ったままだったからでした。
だから、この未完了の感情を供養したい。
本書を読んで強く決心しました。

びっくりすることが起きたのはここからです。
本書を読み終えた翌日。
母からLINEで「困ってることはないか?」と届きました。

ものすごいタイミングです。
何かの巡り合わせだと思い、返事しました。

今休職していること。
今メンタルクリニックに通院していること。
そしてそれをずっと隠していたこと。
隠していた理由があるということ。

この未完了の感情をきちんと供養する。
そのために、実家に戻って今まで抱えていた本音も全て伝えると親に返事しました。

行動しないと何も変わらない。
まさに今変わろうとしている最中にいます。
僕の未完了の感情を、最後は笑って供養してみようと思います。

まとめ

今、自分が抱えている悲しみや理不尽さと言った問題。
その根本的な原因は、ずっと昔から心の中に存在していたものなのです。
その感情は誰かに気づいてほしくて今も現実を通して叫んでいます。

「あのときの気持ちをわかってほしい。」
「なかったことにしないでほしい。」

誰にも寄り添ってもらえなかった感情は、今では自分が寄り添うことで供養することができます。
ですが、可能であれば、本当は寄り添ってほしかった人に伝えてみるのも良いのかと思います。

こうして供養が完了次第、あなたの問題は晴れていきます。
過去の感情が整い始めると、現実も静かに変わっていきます。

過去に置き去りにしたあの日の感情を迎えに行き、新たな人生に進めていくことができる。
それが感情供養なのです。

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